(5日、第107回全国高校野球選手権福岡大会1回戦 浮羽工4―8福岡西陵)
3点をリードしていた浮羽工は、六回裏無死一塁からボークで進塁を許した。名嶋正信監督は「投手の中村は冷静でほとんどボークを出さない。そこから流れが大きく変わった」と振り返った。この回、福岡西陵の打線につかまり、失策も絡んで5点を失った。
試合は4点差で敗れた。ただ、名嶋監督は「選手たちは記憶に残せる試合ができたと思う」と笑顔でうなずいた。
江藤悠己主将(3年)は「力を出し切れず、悔いが残る。今までついてきてくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです」。涙ながらに語った。